Q.20歳以上の皆さん、お酒は好きですか?
では、次の質問です。
Q.週に3回以上、飲酒する人は男女で
大体何割くらいの方がいるでしょうか?
A.全体の2割!!
これって読まれている方の年齢によって
感覚値は異なるのではないでしょうか?
実際に年齢別で見ていくと男女ともに
20代の飲酒率は非常に低い結果が
厚生労働省の調査結果から発表されています。
もうお酒の力を借りて女性を口説く時代は
過ぎ去ってしまいました。。
お酒に頼れず、己の人間力で勝負するしか
ありません!
そして、飲食業界の皆さんは絶対に必読な
一冊を今回ご紹介させていただきます。
勿論、お酒の力に頼らず、女性の口説き方が
伝授してくれる魔法のような本の紹介では
ありません(むしろ、そんな本があるなら紹・)
著者であるレオス・キャピタルワークスの
藤野英人さん自身も下戸であり、今までに
感じてきた不当な扱いや理不尽さについて
言及、更に、この「巨大ゲコ市場」について
やり方次第では、このコロナ時代で非常に
厳しい戦いを日夜繰り広げている飲食店の
皆さんにとって集客間口になるかもしれません!
そして、飲食業界に関係のない方でも職場や
友人との飲み会等でどこか肩身を狭く
感じている方にも読んでもらいたい一冊です♪
飲めない・飲まない・飲みたくない★ゲコノミクス徹底解説
ポイントその①お酒が飲めない人はマイノリティではない
冒頭でも申し上げた通り、全年代×男女でも
習慣的にお酒を飲む人たちは全体の2割です!
まもなくアラフォーに差し掛かろうとしている
私自身も15年前に入社してからは、何かと理由を
探しては飲み会×飲み会×飲み会の毎日でした。。
飲み会自体は、決して嫌いではありませんでしたが
とにかく見た目から酒豪と思われる?傾向があり、
昔から限界を超えてお酒を飲まされてしまい、
何度も便器とハグを繰り返していました。
当時では、一気コールは当たり前、上司につがれた
お酒を断る訳にもいかず、飲みニケーションがどこか
重要という暗黙のルールが存在していました。
しかし、時代は変わります。
今では「忘年会スルー」という
言葉が流行し、上司や同僚と飲むより家族や
友人、恋人との時間を大切にしている
20代が増えたようです。
漫画やドラマのワンシーンのような話ですが、
私の同僚が10歳ほど離れた部下が仕事で
失敗して落ち込んでいる姿を何とか励まそうとして
「よし!今日は飲みにいくか!」
の一言に対して、冷静な口調で
「・・・何故ですか?」
と返された時は、何も言えなかったそうです。。
ポイントその②「卒アル・脱アル」急増中!?
元々、体質的にアルコールが不得意な人が
急増した訳でもなく、アルコールを卒業している
人たちも増えているそうです。
アルコールを卒業することで
・仕事をパフォーマンスを最大限に発揮するため
・健康志向を会社からも推奨されるため
など、確かにタバコと同じように辞めることでの
メリットは健康的にも経済的にもありそうです。
ポイントその③見落とされていた巨大市場
アルコールが苦手な方は、レストランやバルなどに
友人たちと訪れたときにアルコールメニューは
豊富なのにたくさんノンアルコールメニューは
メニューの片隅に追いやられたような扱いを
されているような印象を感じたことは
ないでしょうか??
また、1グループ統一プランにしなければならず、
半強制的に飲み放題にされたものの実際に
飲みたいメニューがなくてどこか損した気分に
なったこともあるかと思います。
しかし、このノンアルコール市場について
こちらの書籍では市場規模として
3,000億規模
と紹介されています。
そして、飲食業界にとってアルコールドリンクは
確かに利益率の高い商品ではあるものの、仮に
ノンアルコールドリンクも
アルコールドリンク同等の
価格帯で売れることが出来たら利益率はアルコール
ドリンクより高く設定出来る可能性があります!
ポイントその④話題独占★ノンアルコールバー
巨大市場に気付いていない飲食店が多い中、
既に話題や集客を独占している人気店も
数多く登場しています!
六本木という立地にありながら、敢えて
ノンアルコールバーとしてオープンする
逆張りな感じがいいですよね♪
更に、どのメニューもSNS抜群でオープンから
話題のお店です!
こちらのお店は、ノンアルコールカクテルが豊富で
魅力的なメニューの多さからついつい
通いたくなっちゃうお店です♪
最後に
近年、大手企業でも二次会や三次会の開催禁止や
午後22時以降の就業や飲み会を禁じるところも
増えてきました。また、その代わりに朝食や
ランチ会などお酒がなくても楽しめる福利厚生に
シフトする企業も多く、従来どおりアルコールを
メインで勝負していくのは
徹底的な差別化が必要かもしれません。
プライベートでお店選ぶをする際にも食べたい物を
選んだ後に飲みたいものがあるか探すユーザーも
多いかと思いますが、飲みたい物があるかどうか
SNSで探すユーザーも一定数の割合で存在します。
お酒を飲むことや好きな人を否定するつもりは
一切ありません。人それぞれの楽しみ方に重きを
置きながらノンアルコールの楽しみ方を知ることも
新しい喜びに繋がるかもしれません。